🪑 便秘の意外な犯人、それは「腰の硬さ」かも?
「最近、お通じが出にくい…」
「腸活サプリ飲んでも効果なし…」
「お腹が張って苦しいけど、病院に行くほどでもない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、「便秘」の原因には食事やストレスだけでなく、
“腰まわりの硬さ” が関係しているケースがあるのです。
とくに、デスクワーク・スマホ時間が長い方は要注意⚠️
体を動かさない生活は、腰と腸の両方を硬く・弱らせてしまいます。
🔍 腰と腸の深い関係
腸の多くは、腰の骨(腰椎)や骨盤の前側に位置しています。
つまり、腰が硬くなると、腸の周囲の筋肉や血流も滞りやすくなるんです。
【しくみ①】背骨まわりの硬さ → 腸の動きがにぶる
- 腰椎まわりの筋肉が硬くなる
- → 内臓の「マッサージ作用」が弱まる
- → 腸のぜん動運動(内容物を押し出す動き)がにぶくなる
- → 便がスムーズに流れない
- → 便秘・ガス・お腹の張り…
👇図で見るとこんな感じ

【しくみ②】自律神経の乱れも加速
腰が硬くなると、交感神経(緊張系)が優位になりやすい。
でも腸の動きには、副交感神経(リラックス系)が必要。
つまり、腰がガチガチだと、
脳も「出すモード」になれないんです…💦
🧘♀️ 腰ストレッチで便秘が改善する理由
✔ 血流がアップし、腸が温まりやすくなる
✔ 骨盤や腰椎の動きが良くなり、内臓の位置も安定
✔ 自律神経が整い、副交感神経が働きやすくなる
✔ 呼吸が深くなり、腹圧で便を押し出しやすくなる
つまり、「腰をゆるめる=腸が元気になる」というわけです😊
💡 試してほしい!腰まわりストレッチ3選
① キャット&カウ(背骨をしなやかに)
四つんばいで、背中をゆっくり丸めて〜反らす。
- 息を吐きながら背中を丸める(猫のポーズ)
- 息を吸いながら背中を反らす(牛のポーズ)
📌 5回×朝と夜がオススメ
② 仰向けツイスト(腸のひねり刺激)
- 仰向けに寝て、両膝をそろえて片側へ倒す
- 腰からウエストを“ぎゅー”っと絞るように!
📌 左右30秒ずつ×寝る前にやると◎
③ 腰ゆらし呼吸(腹圧アップ)
- 仰向けで膝を立て、左右にゆらゆら揺らす
- お腹に手を当てて、鼻から深く呼吸
📌 ストレスケアにも最適。1日3分でOK!
💡 実体験から:患者さんに“出るようになった”報告も
理学療法士として働く中で、
「便秘がつらい」と話される方は意外と多いんです。
なかには「腰や骨盤まわりを動かすリハビリを始めてから、
トイレに行きたくなる感覚が戻ってきた」という声もありました。
体はすべてつながっているからこそ、
「腰」が変わると「腸」も変わること、実感しています。
🧩 なかなか改善しない便秘の方へ
✅ 水分もとってる
✅ 食物繊維も摂ってる
✅ 乳酸菌サプリも飲んでる
でも「出ない」人は、腰の硬さ・呼吸の浅さ・運動不足を疑ってみてください。
腸だけを見ず、“体全体”のつながりを意識することがカギです🔑
✍️ まとめ
- 腰が硬いと、腸の動きがにぶくなる
- 血流・自律神経・呼吸にも影響
- 腸活にストレッチを取り入れると効果倍増✨
便秘対策に、サプリや食事だけじゃなく
**腰ストレッチという“動きの腸活”**も取り入れてみましょう!
🌿ときどき、リハを始めてみませんか?
📚 参考文献
- 齋藤隆之ほか(2014)「便秘と運動機能の関連」理学療法科学
- 小林裕幸(2002)「ストレスと便秘」日本心身医学会誌
- 久保田ら(2016)「腰部筋群の柔軟性と腸の運動」腸内環境研究
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