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体がだるい…それ、もしかして“体質別”の夏バテかも?

「最近、なんとなく食欲が出ない」
「寝ても疲れがとれない」
「冷房の部屋にいるのに、なぜか体がだるい」

そんな症状、もしかしたら“夏バテ”かもしれません。

日本の夏は「高温」「多湿」「冷房」の三重苦。
ただの暑さだけではなく、自律神経や消化器系にもじわじわダメージが…!

でも実は、夏バテにも“体質別”のタイプがあることをご存知でしたか?

本記事では、理学療法士の視点と漢方の考えをミックスしながら、**「あなたに合った夏バテ対策」**をご紹介します☘️


🌡 夏バテが起こる3つの原因とは?

① 高温多湿による体力の消耗

日本の夏は、気温だけでなく湿度も非常に高くなります。
その結果、汗が蒸発しにくく体温調節がうまくいかず、体に負担がかかります。

さらに汗と一緒に水分やミネラルが失われ、体力の低下や倦怠感、熱中症のリスクも…。

② 自律神経の乱れ

室内外の温度差が激しく、冷房の効いた空間に長時間いると、体の“センサー”である自律神経が混乱。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、全身の不調や睡眠の質低下が起きやすくなります。

③ 胃腸の冷え・弱り(漢方視点)

冷たい飲み物、アイス、冷やし中華…。
暑さでつい冷たいものばかり口にしてしまうと、胃腸が冷えて消化機能がダウンします。

漢方では、胃腸が弱るとエネルギー(気)を作れず、体の疲れやだるさが改善しにくくなると考えられています。


🧬 夏バテは“体質”によって違う!

夏バテは、「暑さに弱い体質だから仕方ない…」と思っていませんか?
実は人それぞれ、バテ方に“パターン”があるんです。

今回は、特に多い2タイプをご紹介します👇


🥄 胃腸バテタイプ

特徴

  • 食欲がない、朝から食べられない
  • 冷たい飲み物・食事が多い
  • 体がだるい、やる気が出ない
  • お腹が張る、下痢または軟便気味

対策法(セルフケア)

✔️ 食事に薬味・スパイスをプラス

冷たい麺や豆腐には、生姜、みょうが、小ねぎをトッピング!
山椒やカレー粉を少し加えるのもおすすめ。

✔️ 白湯を飲む習慣

冷たい飲み物を摂ったあとは、温かい白湯や緑茶で内臓を温める

✔️ 少しずつタンパク質を摂取

胃腸が弱っていても、エネルギー源は必要。
卵、魚、鶏肉などを少量ずつ味噌汁やサラダに加えましょう。

✔️ ツボ押しで消化をサポート

  • 「中脘(ちゅうかん)」:みぞおちとへその間
  • 「足三里(あしさんり)」:膝の少し下、外側

優しく3〜5秒押してゆっくり離す。1日2〜3セットでOK。


❄️ 夏冷えタイプ

特徴

  • 冷房の効いた部屋で長時間過ごす
  • 手足やお腹が冷える
  • むくみやすい、頭痛がある
  • 肩こり・眠りが浅い

対策法(セルフケア)

✔️ 週2回のお風呂習慣(40℃前後)

半身浴でもOK!
じんわり汗をかくことで自律神経が整い、むくみ解消にも◎

✔️ 腹巻・靴下・スカーフを活用

首・お腹・足元の冷えは、体の芯まで冷やす原因
冷房の効いた場所では、積極的にカバーを。

✔️ ゆるめの運動やストレッチ

軽いヨガやラジオ体操でもOK。
血流が良くなると、副交感神経が働いてぐっすり眠れる体に

✔️ 自律神経に効くツボ押し

  • 「労宮(ろうきゅう)」:手のひらの中心
  • 「合谷(ごうこく)」:親指と人差し指の骨の合流点

深呼吸しながらツボをやさしく刺激してみましょう。


🪴 その他の漢方的タイプと対策まとめ(表)

体質タイプ主な特徴おすすめケア
気虚タイプ体力がない、疲れやすい、風邪をひきやすい睡眠をしっかりとり、山芋・カボチャで“気”を補う
湿気たまりタイプむくみやすい、体が重い、だるさが続く生姜・ハトムギ茶・豆類・ミントティーを活用

🔁 共通セルフケアで“夏バテ知らず”へ!

  • ビタミンB1(豚肉、納豆、胚芽米)+クエン酸(梅干し、レモン)でエネルギー代謝UP
  • 激しい運動よりも、軽めのストレッチや散歩で血行促進
  • 湯船に浸かる習慣で、リラックス効果&睡眠の質向上

💡 まとめ:体質を知れば、夏はもっと快適に過ごせる

夏バテは、ただの“暑さ負け”ではなく、体質・生活習慣・内臓の状態が複雑に絡んで起こります。

「とりあえずスタミナ系を食べよう!」よりも、
自分の体調に合った方法を選ぶのが、夏を乗り切るいちばんの近道です。

この夏は、ちょっと自分の体と向き合って、
無理なく快適な日々を過ごしてみませんか?


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