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ビール腹って、本当に“ビール”のせい?ポッコリお腹にさよならを!!

体型

「ビール飲むと、お腹だけ出るんよな〜」

そんな声、聞いたことないですか?

いわゆる「ビール腹」

体重はそんなに増えてないのに、なぜかお腹だけぽっこり。

全体的に太ったというより、「前に張り出してる」感じ。

ズボンのウエストだけきつい…なんで!?

これって本当にビールのせいなんでしょうか?

今回は、そんな“疑惑のぽっこりお腹”について、理学療法士目線で真面目に、でもちょっと笑いも交えながら解説していきます🍻


ビール腹ってどういう状態?

まず、「ビール腹」というのは医学用語ではありません。

でもその見た目は、けっこう共通しています。

  • お腹だけポッコリ前に出ている
  • 横から見るとドーム型
  • 体重やBMIは標準なのに腹囲が目立つ

このタイプ、特に中年以降の男性に多い印象ですが、最近は女性にも増えてきています。

その理由を見ていく前に、まず「ビール腹=内臓脂肪型肥満」であることを理解しておきましょう。


そもそも「ビール」って太るの?

→ ビール単体ではそんなに高カロリーじゃない!

ビールは100mlあたり約40kcal

350ml缶1本で約140kcal、500mlでも約200kcalほど。

「じゃあ、たいして高くないじゃん」と思いますよね?

はい、その通りです。

ビール単体で急激に太ることは、あまりありません。

でも問題はここ👇

ビール腹の原因①「おつまみとのタッグ攻撃」

🍗唐揚げ

🍟ポテト

🥩肉系の炒め物

🧀チーズ、ピザ

🍖シメのラーメン

ビールって「塩・脂・炭水化物」と相性が良すぎるんです…。

しかも、お酒が入ると食欲のリミッターが外れやすくなり、

「いつの間にか1,000kcalオーバー」なんてこともザラ。

またアルコールは脳の満腹中枢にも干渉するので、「満腹を感じにくい状態」になってしまうという報告もあります(※文献:日本栄養・食糧学会誌, 2020)。

ビール腹の原因②「内臓脂肪が増えやすくなる」

アルコールは肝臓で代謝されますが、その際に脂質代謝が一時的にストップします。

その結果、中性脂肪が蓄積しやすくなり、内臓脂肪が増えやすくなるのです。

しかも、お酒を飲んだ後って…

  • 動きたくなくなる
  • ソファでゴロゴロ
  • そのまま寝る

…ですよね?(笑)

つまり、摂取カロリーが高いのに、消費カロリーが極端に低い。

これが“ビール腹サイクル”の正体。


ビール腹の原因③「姿勢×筋力低下」も見逃せない!

ビール腹といえば内臓脂肪のイメージですが、それだけじゃありません。

実は、「骨盤の後傾」と「体幹の筋力低下」も、下腹が出る大きな原因なんです。

🔍こんな姿勢になってませんか?

  • 椅子にダラーンと座って、腰が丸まっている
  • 背中が猫背気味
  • 下腹を手で触ると前に突き出てる

この姿勢、骨盤が後ろに傾いて内臓が前に押し出されやすいんです。

さらに運動不足や加齢で腹横筋や骨盤底筋が衰えると、内臓を支える力も低下。

その結果、ぽっこりお腹が“定位置”になってしまうというわけです。


じゃあ…ビールは悪くないの?

「飲み方」が悪いんです。

「ビール飲んだらすぐ太る!」というのはちょっと違います。

むしろ、太りやすいのは以下のような飲み方👇

  • 空腹でガブ飲み
  • 一気に何本も
  • 食べて→飲んで→動かず寝る
  • つまみが炭水化物+脂質コンボ
  • 毎日飲んでる

このパターンが続くと、体型に表れてくるのは当然ですよね。

🧠 ちょっとだけ医学的な話:「腹囲」と健康リスク

厚生労働省の基準では、内臓脂肪型肥満は以下のように定義されています👇

  • 腹囲 男性85cm以上女性90cm以上
  • かつ、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上

つまり、「ビール腹」=見た目の問題だけじゃなく、メタボリスクにも直結します。

しかも、内臓脂肪は炎症物質(アディポカイン)を分泌し、血管や免疫にも悪影響を与えると言われています(日本肥満学会ガイドライン2022)。

ビール腹対策はこれだ!!👇

💡 ビール腹対策①「飲み方を変える」

  • チェイサー(お水)を挟む
  • ゆっくり飲む(1缶30分ペース)
  • 炭水化物のおつまみを減らす
  • 寝る3時間前には飲み終える

たったこれだけでも、翌朝のぽっこり感がだいぶ違います!

💡 ビール腹対策②「お腹の中から引き締める運動」

見た目を変えたいなら、表面の腹筋よりも中の筋肉を意識!

🏋️‍♂️おすすめはコレ

  • ドローイン(腹横筋):お腹を引っ込めながら呼吸
  • 骨盤底筋トレ:お尻の穴をキュッと締めるイメージ
  • 体幹リセット姿勢:壁に頭・肩・お尻をつけて1分キープ

▶ 毎日3分×1週間でも、お腹まわりの“安定感”が変わってきます!


💡 ビール腹対策③「腸活&睡眠を整える」

  • アルコールは腸内環境を乱す
  • 腸がむくむと、お腹が張ってぽっこりに見える
  • 睡眠不足もホルモンバランスが乱れ、太りやすくなる

腸を整えると便通も良くなり、お腹スッキリ感が倍増✨

夜は湯船+ストレッチでリラックスして眠るのがおすすめです。

✋まとめ:ビール腹は“ビールだけ”のせいじゃない!

🍺ビール腹の正体まとめ

原因解説
おつまみの脂質&炭水化物カロリー爆弾
アルコールによる脂肪蓄積内臓脂肪がつきやすくなる
運動不足と姿勢の崩れ内臓が前に落ちて見た目ぽっこり
腸内環境の乱れお腹のハリが出やすくなる
🍻楽しく飲むために、ちょっとだけ気をつけよう

ビールは悪くない。

でも「飲み方」「付き合い方」を間違えると、お腹にサインが出るんです。

たまには飲んでもいい。

その代わり、ちゃんと寝て、動いて、笑って過ごしましょ!


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