画面、近づきすぎてない?
スマホやパソコンに没頭していると、顔ってつい画面にグッと近づいてしまいませんか?
実は、画面までの距離は30cm以上離すのが理想。これは日本眼科医会のガイドラインでも推奨されています(文献1)。
近づきすぎると、目がピント調節の負担を大きく感じるだけでなく、首も前に出てしまい肩や背中にも負担がかかります。
眼精疲労と首・肩のこりは密接に関係しているのです(文献2)。
「ちょっと近いかも?」と感じたら、まず画面との距離チェックをおすすめします。
ときどき、背すじ。
顔が画面に近づく姿勢は、首・肩に緊張を招くだけでなく、血流が滞ってしまいます。
それが目のピント調整筋にも影響し、「目がショボショボ」「視界がぼやける…」などの眼精疲労につながるんですね(文献2)。
だからこそ、意識したいのが「ときどき、背すじ。」
背中をまっすぐにして座るだけで、首や目の負担がぐっと軽くなります。

ときどき、深呼吸。でも20分に…
姿勢を戻したら、次は呼吸。
「ときどき、深呼吸。」胸を開いてゆっくり息を吸うと、目や肩の緊張がふっと緩みます。
そして、デジタル画面を長時間見るときは「20‑20‑20ルール」が有効。
これは30分に1回、20秒以上遠くを見ることで目のピント調節筋を休ませる方法で、
日本眼科医会も推奨しています(文献1)。
ちょっと席を離れて窓の外を見たり、遠くの景色を眺めたりするだけで、
目にも心にもいいリフレッシュになります。
環境も大切:照明・反射・姿勢の3点セット
子ども向けガイドラインですが、大人も気をつけたいポイントが多くあります(文献1)。
- 画面の反射が目に入らないよう調整する
- 椅子に深く座り、背中を背もたれにぴったりつける
- 画面の角度は目線と垂直にすると首がラク
特に画面の反射や照明が悪いと目が無意識に画面に近づきやすくなり、姿勢が悪くなる原因に。
📌今日のまとめ
- 画面は30cm以上離して。
- 30分見たら20秒遠くを見る「20‑20‑20ルール」を実践。
- ときどき、背すじ。ときどき、深呼吸。
文献①
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大学生のコンピュータ活用時における身体的疲労感と画面上の問題点との関連J-STAGE
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