🛏 「睡眠時間は8時間」が常識?
「健康のために、1日8時間寝ましょう」
そんなフレーズ、一度は聞いたことがあると思います。
でも実際のところ、毎日8時間ぴったり眠れている人って、どれくらいいるでしょうか?
・仕事が忙しい
・子どもの夜泣きがある
・ついついスマホで夜更かし
・早朝から出勤 or 通学…
生活スタイルも、年齢も、体調も、人それぞれ違います。
「8時間睡眠」が正解とは限らないんです。
じゃあ、自分にあった睡眠時間はどうやって見つけるの?と思った方は下の記事に進んでください。
🔍 ベストな睡眠時間は人によって違う
アメリカの国立睡眠財団によると、年齢によって推奨される睡眠時間の目安は以下のようになっています。
年齢 | 推奨される睡眠時間 |
---|---|
18〜64歳 | 7〜9時間 |
65歳以上 | 7〜8時間 |
つまり「8時間」にこだわりすぎる必要はなく、7時間でスッキリ目覚められるならそれでOKということ。
大事なのは、“自分の体に合った時間”を見つけることなんです。
✅ 自分に合った睡眠時間を見つけるには?
① 寝起きの感覚をチェック
起きたとき、こんな感覚があればOKのサインです。
- スッキリ目覚める
- 眠気が残っていない
- 起床後すぐに動ける
逆に…
- 二度寝したくなる
- だるさが取れない
- 午前中ずっと眠い
こんな場合は、睡眠時間が足りていないか、質が悪いかもしれません。
② 寝る・起きる時間を固定する
人の体には「体内時計」があります。
毎日バラバラの時間に寝ていると、リズムが乱れてしまい、寝ても疲れが取れなくなります。
まずは、同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを意識してみましょう。
③ 休みの日こそ“寝すぎ注意”
「寝不足のぶん、週末はたっぷり寝よう」と思っていませんか?
でも、寝だめは基本的にできません。
むしろ長く寝すぎることで体内リズムが乱れ、月曜日にだるくなる「社会的時差ボケ(ソーシャル・ジェットラグ)」の原因になることも。
休日もなるべく、平日と近い時間に起きましょう。
🌙 睡眠の「質」も大事
睡眠時間にばかり注目しがちですが、「質」も同じくらい重要です。
たとえば…
- 寝る直前までスマホを見る
- 寝室が明るい・うるさい
- 夜遅くにカフェインやアルコールを摂る
こういった行動は、深い眠り(ノンレム睡眠)を妨げる原因になります。
✨ 質を高めるポイント
- 寝る1時間前からスマホやPCは控える
- 部屋の照明は暗めに
- ぬるめのお風呂にゆっくり入る
- カフェインは夕方以降控える
- 寝る前に軽いストレッチや深呼吸
これだけで、短い睡眠時間でもスッキリ目覚められることがあります。
☀「長く寝たのに眠い」は黄色信号
「8時間寝たのに、全然スッキリしない…」
そんな日が続く場合は、もしかすると睡眠の質が低下しているサインかもしれません。
特に注意したいのは…
- 睡眠時無呼吸症候群
- 寝返りが多すぎる
- 不安やストレスが強い
こうした要因があると、脳や体が十分に休まらず、眠っても疲れが取れないのです。
気になる症状があるときは、医療機関に相談してみましょう。
📌 まとめ:あなたにとっての「ベスト」はあなたが決める
✔「8時間寝なきゃ!」という思い込みにとらわれなくてOK
✔大事なのは、“寝たあとにどう感じるか”
✔睡眠時間と質、どちらも意識してみよう
理想の睡眠時間は、年齢・生活リズム・体調で変わります。
あなたにとっての「ベスト」は、あなたの中にあります。
まずは1週間、毎日の寝起きの感覚を記録してみると、自分に合った睡眠が見えてくるかもしれません。
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